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js-STARの教科書 XR+対応版 #07 〜2.覚えておきたい基本機能(4) データの消去・乱数コマンドで乱数発生

2.5 データの消去

セルやテキストエリアのデータを全て消去するには、【消去】ボタンをクリックします。分散分析の要因名の消去は、【Delete】キーもしくは【×】ボタンをクリックします。

2.6 乱数コマンドで乱数発生

乱数コマンドを使って、乱数(整数の一様乱数のみ)を発生できます。
データ入力画面がセルレイアウトの場合は「一括代入エリア」、テキストレイアウトの場合は「テキストエリア」に入力します。

■一様乱数コマンド
unif 最小値 : 最大値 * 縦数 * 横数
(横数が1の場合は省略可)

<乱数コマンドの例>
unif1:5*10*3 (1~5までの乱数を縦10×横3)
unif1:4*5 (1~4までの乱数を縦5×横1)
unif1:2*8*2+ unif1:3*8*3 (コマンドを+記号で組み合わせ可)
unif1:6*100*3+ unif1:2*100

■正規乱数コマンド
norm平均 : 標準偏差 * 縦数 * 横数
(横数が1の場合は省略可)
平均の小数点以下桁数によって、小数第何位まで出力するかを指定します。

<乱数コマンドの例>
norm0:1*10*2 (出力する数値は整数)
norm0.0:1*10*2 (出力する数値は小数第1位まで)
norm54:5*20+norm57:3*20(コマンドを+記号で組み合わせ可)

<「一括代入エリア」→セル代入>
1. 「一括代入エリア」内をクリックします。
→ エリアが広がる。
2. 乱数コマンドを入力して、【Enter】キーを押します。
→ 乱数が作成される。
3. 【代入】ボタンをクリックします。
→ セルに代入されます。

補足
スタック形式のデータを発生させれば、セルには集計結果が代入されます。一様乱数コマンドは、rndも使用可能です。一様乱数コマンドと正規乱数コマンドの組み合わせもできます。

#jsSTAR #フリーソフト #統計 #データ分析

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